物心ついた時からずっと音楽が隣にあった人生。ちょっとだけゆっくり歩いてみて大切なもの、気になってることについて書き連ねてみたいと思います。徒然なるままに…。
流れのままに…
2011.04.25.Mon 16:14
4月15日に息子からメールが届いた。
「搬出完了。掃除をして挨拶を済ませたら夜行バスで戻ります。」 震災の前日、「間違えて」新潟へ行き福井、金沢の旅を終えて一旦我が家へ帰省した息子は… 東京のアパートを引き払って名古屋に戻って来たいという話をした。 彼の中でも様々な思いが巡り、私達もいろいろと考え… そして出した結論が… 15年ぶりの「同居」だった…。 時々はフリーでやっている仕事のために東京へ行くけれども、交通費とアパート代を比べると「実家住まい」の方が得だと判断したわけだ。 15年… 面食らうことも多々あり… まず…どの部屋を使うか… 娘が嫁いだ後、元の娘の部屋に私は移り、元の私の部屋は客間兼私の荷物部屋…。 そこを提供するしかないわけだが… 「あのさあ、もっとスッキリさせようよ」 はい、おっしゃるとおり… 28日に荷物が届くのでそれまでに膨大な量の本、譜面、CD、MDを整理し… 同じく膨大な量の服をナントカし… つまり今私が使っている部屋にたくさんのものが加わるわけで… 見回す… …え〜っとパソコンをこっちに置いて… オーディオはここに移動して… 本棚を積んで… レイアウトのアイディアも息子にもらいながら考える。 うん、何とかなりそう… これを機会に「片付けられない女」という汚名を返上しよう! 息子とは毎日いろんな話をする。 私にとっては「親友」のような存在で、だからこそ何でも言えるし… 時には…husband…彼にとっては父親…の愚痴も言い… ありがたい… 生活費も少し入れてくれるそうだし、掃除機もかけてくれるし(これがメチャ丁寧!!)。 いいことだらけの「同居」… いつまで続くのだろうか… 彼が「お嫁さん」をもらう時なのか? 今のところ、その予定はなさそうなので当分はこの状態。 彼が言った… 「いやあ、15年ぶりだとホントに父親や母親のこと、知らなかったんだってわかるね」 そうか… 親子としての同居と…大人同志(親子だけれど)としての同居って… 違うのかもしれない…。 これからも毎日新しい発見がありそうで… 楽しみだ… またまたさとがえり… 〜その3
2011.04.13.Wed 11:38
時は遡って…
3月31日(木) せっかくだから… 九州新幹線に乗ることにした…。 さて…どこへ行こう… 妹に相談… 「鹿児島は?」 「何がある?」 「…桜島…知覧…」 「う〜ん…イマイチ」 「湯布院って行かないんだっけ?」 「行かないよ」 「宮崎は?」 「何ば、言いよっと!?」 すみません…まったくわかってません… で…熊本城へ桜を見に行くことにした。 「さくらに乗って桜を見に〜!」(すみません…) 「予定を立てない」というやり方で今生きている(?)息子の起床を待って… 博多南駅へ…。 2枚切符とやらが安いらしいので「指定を」と買おうとしたら… 「ここでは指定は発売できません」と… ???なぜ? JR九州とJR西日本との違いだとか… 同じJRじゃん!! そうすると… 「指定を買うためには改札出なくちゃいけないですよね」 「そうですね」 面倒だなあ… 「空いてますよ」(えっ!?春休みなのに!?…大丈夫?…)と駅員さんが言うので自由席を買って博多駅へ。 これだこれだ… でも…何か見たような… 車体には…こんなマークが… あれ?つばめ?… さくらじゃない?… 中は… こんなふう… (屋久杉を使ってあるって後でわかった…) 窓のブラインドはこんなふう… でも…木の肘掛けとか… 結構傷があるし…これって… 新しい??… あ!そうか… 時間によって違うのかも! よしっ!帰りは違うのに乗ろう! 熊本駅到着。 33分!速い! 案内所へ… 「熊本城行きたいんですけど…」 「バスや電車もありますがレンタサイクルもあります」 それに惹かれた息子は… 「自転車にしよう!」 40分…大丈夫か… 「熊本ラーメン食べたいんですが…」 ちゃ〜んと「それ」用のMAPもあった…。 自転車借りて…ラーメン食べて…お城行って… と算段をしていたのに… レンタサイクルの場所へ行くと… 「すみません。全部出払ってます。」 あれれ… 歩いてラーメン屋へ向かう。 人気店… 何人か並んでいた… たくさんの人… テーブル席は相席にしない方針らしい… 15分ほど待って… これが、この店の一押し… 「玉子入りラーメン」 卵黄を麺にからめながら食べる… 博多のとんこつラーメンと違うのは焦がしにんにくが入っていること… 隣で食べていた小学生の男の子が… 「ちがうのがいい…」と言っていた…。 お父さんが「これしかなかと!食べんかったら何もなかよ!」と怒っていた…けど…子供にはこれは…ちょっとキツイ…。 おいしかった〜… さて… 市電の駅へ… 線路の間に…土がある(?)… 路面電車って…いいなあ… 20分ほどで到着… 熊本城って…修学旅行で来たけれど…どんなだったっけ? お堀の横を歩いて… 見えて来た、見えて来た!… 入り口でMAPをもらって… ん!?広い… 夕方には帰り着きたいので… さ〜っと… 何か…男らしい(?)…感じ… 案内書を見ると… 天守閣とかは昭和35年に再建されたものらしい…。 仕方ないけど… お城って…「そのまま」がいいなあ、やっぱり。 松本城…良かったなあ…。 再建された…天守閣よりも… こんな石塀とか… こんな石垣に惹かれる… 敵の侵入を防ぐこんな石垣…スゴイ… おお、加藤清正!!… こんなゆるキャラも… 「ひこまる」?…「ひこにゃん」とかぶるよ… と思ってたら… 「ひごまる」だった… 金ピカの本丸御殿も復元されたとか… でも… 「どうする?見る?」 「天守閣上る?」 と聞くと… 息子は「別にどっちでも…」と…。 私も同じく。 で…帰途につく…。 早っ! まあ、桜見たし…。 桜とかなめの競演… かなめは…亡き祖母が大好きだったとか… 反対回りに来たら… 加藤清正の銅像発見! 息子は行きにも気づいてたそうで…(遠くに) でも焼き鳥などの屋台の後ろにあったので… 「焼き鳥食べてんのかと思ったよ」 …確かに… さて…熊本駅に着いて…時刻表を見る。 行きのは6両編成だったから… 「あ!きっとこれが新しいさくらだよ!8両だもの!」 ホームでカメラを構える… わくわく… 来た! あれ?普通ののぞみじゃん… おまけに…座席間狭い… これなら行きと同じ車両の方が良かった…。 あれれ?? (妹の報告によるとやっぱり新しい車両があるとか…。聞かなくっちゃね。) ではお口直しに(??) 桜を… 桜…なぜか…癒される… あと…何回見れるだろう… 旅 | comments(2)
やっぱり…緊張??
2011.04.11.Mon 00:21
4月10日(日)
NHK文化センターで開講することになった「英語で歌おう〜初めてのゴスペル」… 今日は初日… 昨日の夜、リビングのテーブルに原曲CD、iPod、カリキュラム、ボイトレのMD、タイマー…など「絶対忘れてはいけないもの」を並べておいた。 そして何より大切なTEXT…18冊…。 朝も早く起きて、シャンプーをし、着て行く服を選んだ…。 初日だもの…あんまりラフでも… 派手すぎてもよくないし… というわけでストライプのシャツにジャケットを選択…。 久々の「ちょっと気合いの入ったスタイル」… さ〜て…早めに出かけるか …。 レッスンは11時からだけれど、コピーもあるし、担当のKさんと打ち合わせもしたいし…。 さっそく教室へ。 ズラ〜ッと椅子が並んでいる…。 壮観…。 入会者は22名になったとのこと。満席まであと2人! Nice TuneのメンバーH君と見学に来てくれたOさんとに手伝ってもらって譜面台を並べる。 次々と生徒の皆さんが入室…。 これだけ大勢の「知らない人」に会うのはホントに久々なので…何かちょっと変な感じ。 そして…11時…。 「皆さん、おはようございます!」 カリキュラム通りにレッスンを進めていく。 レッスン内容の説明、ゴスペルの話… Warming Up… そのあとはいよいよ曲へ。 まずは王道、「Oh,Happy Day」から。 パートは「好きなところへ」という形にした。 とにかく楽しんでもらうことが大切。 気後れのないように…プレッシャーのないように…。 パート毎の練習をする。 今日はAメロの部分だけ。 この時点でキーボードが用意してないことに気づき大あわて。 H君、Oさんがいてくれて良かった〜! まずはソプラノパート…。 ガイドを弾いて、その後、コードで…。 う〜ん…ピアノの練習しなくっちゃ…。 そしてアルト。最後にテナー。男性陣(6人)は全員テナーをお願いすることに。 ここでH君、Oさんに手伝ってもらって3人でハモってみる。 Oさん、ソプラノ、私がアルト。 ♪ Oh,Happy Day〜…Oh,Happy Day〜… When Jesus washed〜… (おお〜…気持ちいい…) 歌い終わったら拍手と「すご〜い!」の声… 嬉しい… 「いえいえ、みんなでハモったらもっと『すご〜い!』になりますよ」 「それでは合わせてみましょう〜!」 Oさんには各パートを廻りながらサポートをしてもらう…。 ホントに助かる! テナーパートはH君が引っ張っていってくれている…。 …私って…恵まれてるよなあ… ♪Oh,Happy Day〜… !!!あれ〜!ちゃ〜んとハモってる! スゴイかもしれない!… み〜んな声も大きく出てるし… STEPも取れてるし… ああ…何か…いいなあ… Soloのパートも女性1名、男性1名に歌ってもらって… 「え〜っ!?」と言いながらも…ちゃ〜んと歌えてる…。 あっと言う間の70分… 「終わりにします。ありがとうございました!」 とお辞儀をすると… ここでも拍手… 嬉しいなあ… 担当のKさんも… 「スゴイですよねえ。初日でこんなにいい雰囲気で!」 OさんもH君も「楽しかった〜!」と言ってくれて…。 その後、3人でランチ。 あれこれしゃべって… H君にはこれからもセッティングを手伝ってもらうことにした。 高山から通って来てくれるH君、ありがたい存在だ…。 Oさんとお茶をしたあと帰宅。 そして… 夕飯まで寝てしまった… 私としたことが… やっぱり…緊張してた?もしかして… またまたさとがえり… 〜その2
2011.04.07.Thu 12:29
ずいぶん前に送られて来ていた妹の曲資料…
でも時節柄(?)、手をつけられず… 結局、コーラスも未完のまま… レコーディングは1時半からだというので… 午前中は彼女の部屋で音を聴きながら… ピアノを弾きながら…譜面を見ながら… コーラスを作る…。 「え〜っと…歌ってみて…」 「わ〜た〜りどり〜が…」 「Mm…Mm…」 「あ、それ要らない…邪魔」 などと結構辛辣なダメ出しを受けながら何とか完成。 あとは現場で対応することに。 実家の交通手段は…唯一…バス。 昔に比べると本数も増えたし、時間も短縮されたのでなかなか便利ではある。 (何と!高速を通るルートがある!料金は同じ!) 息子も見学したいというので一緒に出かけ、まずはホテルでランチ。 妹の奢り。リッチ〜! スタジオへ着くとオーナー兼オペレーターのYさんが外に…。 「日なたぼっこしてました〜」 そのセリフが似合うおじさまだ。 さっそく録音の段取りを決める。 まずは妹のメロディーを録って、私の下ハモを重ね、妹の上ハモを録るという順序。 ブースに入ってアシスタントの女性と 打ち合わせをする妹… 今回の曲はsachiの名で自主製作を続けている妹の季節物のラスト、「冬篇」ということ。 タイトルは「渡り鳥よ」 職場のそばのお堀に毎年訪れる渡り鳥を見ていてできた作品らしい。 ♪わ〜た〜りどりが… 「どう?」と私に聞いてくる…。 「○○○のピッチが甘いかな?」 …何か…偉そう… おお〜!カッコイイ! 「おじさん」じゃなくなった! 続いて私のハモ。 あれ?…あれれ?… ピッチが… 聴いてみると…やっぱり… やり直し… 「音程よろしく〜」と妹の柔らかい…でも私にはズシンと来る声援(?)を受けて… 再チャレンジ… 聴いてみると…まだ甘い… でも妹は「いい、いい!」 まあ、原作者がそう言ってくださるなら… でも何かショック… トシかなあ…最近、どうもピッチが甘い…。 よしっ!名古屋へ帰ったらチューナーを使って修正だ! 妹の高いパートを重ねて、終了。 「後はお任せします」とYさんに。 そうそう、何とかごまかしていただきたく…。 「いやあ、面白かった…」と息子。 久々のWish… 最初反対に座っていたのだが… 「何か気持ち悪い…」とこの形に… スタジオ ONE NINE… どうぞ、ご贔屓に… 外へ出ると、目の前に… え〜っと…何ザクラ?… そして…妙な物を発見! だ・い・ぶ・つ???… 福岡は…不思議な町だ… 旅 | comments(6)
またまた…さとがえり…
2011.04.04.Mon 22:17
3月29日(火)から4月2日(土)まで… 旅 | comments(2)
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