物心ついた時からずっと音楽が隣にあった人生。ちょっとだけゆっくり歩いてみて大切なもの、気になってることについて書き連ねてみたいと思います。徒然なるままに…。
時は流れ…
 復帰したC君ともう15年以上在籍しているMちゃん、Tちゃんと飲みに行くことになった。
私、ず〜っと火曜日。スゴクない?」と自慢するMちゃん、Tちゃんは7時からのレッスン。入れ替わりにC君のグループレッスンが始まる。
更に30分個人レッスンのある私は今回遠慮しようと思っていたのだが、「え〜?!行きましょうよ」とのC君の一言に…負けた…。

9時半、レッスンを終えてMちゃん達の行きつけの居酒屋へ向かった。
お店のドアを開けて…カウンターが並んでいる…。
え〜っと…
上かな…」つぶやくとお店の人が「先生ですか?Mちゃんの。3階です。
!一体…。

3階へ上がるとすっかり出来上がっている女性陣。
C君は…車だから…と言っていたのだが「飲んじゃいました〜。TAXIにしましょう。
毎週車で来るC君は帰り道だから…と私を送ってくれると言う。

再会を祝して〜」と乾杯をする。
C君が東京へ行ったのが19歳だったから…こうして一緒にゆっくり話をするのも…10年ぶりぐらいか?…
その10年の間に本当にいろんなことがあった。
F君とMちゃんが結婚し、レッスン会場のM堂は…なくなり…。
C君も結婚をし…離婚を経験し…。
私は…おばあちゃんになり…。

つらい時、苦しい時にどうするか…という深〜い話になる。
人は自分がこうしてほしいと思うことを他人にもしよう…と考えるものだがそれはベストではないということを最近知った。
私は…大切な人にただそばにいてほしい…と思うのだがMちゃん、C君は…大切な人であればあるほど「言えない」と…。
いつも事後報告」だそうだ…。
それって…さびしいよ」と私は思うのだが…。

議論は熱を帯びる…が…「11時27分に乗らなくちゃ!」と酔っていてもしっかりしているMちゃん。
また来週にしよう〜」と慌ただしく店を出て行った。
この分だと毎週飲み会ってことになりそうだ…。

2人になってC君がポツンと言った。
Mさん、Tさんとちゃんと話をしたことってなかったかもしれません…。

そうか…19歳だったんだものなあ…。
大人になって…大人同志の会話ができるようになったということか…。
でも…彼が成長して対等になったということは…あれ???
30代の彼女達は、まあ、いいとしても…50代の私って…。
もしかして…後退?!

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コタロウ受難…
 ようやく落ち着いた…。







 ちょっとかしこまってるけど…

何しろ昨日一昨日は来客続き。
いつものベビーギャングに加えて、husbandの下の弟が初めて我が家を訪問、1泊していったものだから、コタロウとしては居場所がない…。

弟がちょっといなくなると(トイレやお風呂や…)そろりそろりとリビングに来るのだが、姿を見ると猛スピードでベッドの下に潜り込む…。

娘が「コタロウは?」と探す…。
ベッドの下じゃない?
え?だって今はギッシリ荷物入っていて無理じゃん

そうなのだ…。まだ娘が我が家にいた当時、(つまりその部屋が娘とコタロウのsweet roomであった頃)彼の避難場所はいつも娘のベッドの下だった。
消防点検や配水管清掃などの「他人が長い間家にいる」状態の時に限られたけれど…。

私のベッドになってから、その下にはクリアケースがギッシリ入っていて、隙間は消滅したはずなのだが…。

コタロウ〜!」と呼びながらベッドの下をあちこちのぞき込む娘…。

いた〜!どうやって入ったの〜?!
ほんの少しの隙間に入り込んでいる…。(写真を撮っておかなかったのは不覚!)
あの身体でどうやって…。

そして…弟が帰ってようやく出て来たコタロウ…。
えさもあまり食べていない…。





またもどってくるんじゃないよね…という顔…





 そして…
 日常に戻った…

姫にはだいぶ慣れて少しずつ近づくようになって来た。

それでも…






     慎重に慎重に…






  様子をうかがいながら…

コタロウにしてみれば迷惑な話だ。
先住民なのにねえ…。

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姫の近況…祖母バカ日誌

1週間に1度は我が家へやって来る姫…
日一日といろんなことができるようになったり、初めての体験をしたり…とめざましい成長ぶりだ…。

まずは…

髪を切った!!




  婿殿が切ったそうだ…
  娘のメールには…
  「ぱっつん!」とあった…

ハイハイらしきものもできるようになった。

膝を使わない進行の仕方は…「バタフライみたい」…と言っていたのだが、いや、似てる…アザラシ!!




両手を同時に前に出す…
そして…足をつける…
変則でも…スピードは速い…





 アッと言う間に…
 目的地到着!…





手を出すとつかまって立てるようになった。






 こうなると…座るより立つ方が…楽しい…
 すぐに「手」を要求する…

離乳食は2回になった。




 スプーンを持っていくと…
 口を開けるようになった…
 パブロフの犬?…








 何やら考え込むのは…
 相変わらず…





 時には…
 途中で眠くなったりする…

生まれて初めて見た物…




 ピアノ…
 手を持って弾かせようとしたが…
 怖がった…
 




そして…





  首を振るこの物体には…
  大泣き…





表情も豊かになった。




  唇を噛む癖は…
  母親譲り…









しばしばお目にかかる…
通称「おばあちゃん顔」…







間違いなく…
かなり「きかん気」が強い…
「誰に似たんだろう?」と娘は言う…
…え〜っと…


人見知りは治まったようだが、そのうち後追いが出て来るだろう。
今のうちだね」と私に預けて娘夫婦は食事や買い物に出かける。

近くに住むって便利!」と娘は言うが…私としてはでっか〜い幸せをもらったようなものだ。

歩けるようになったら○○へ行こう…
話せるようになったら本を読んであげよう…
いろんな「なあに?」に答えてあげよう…

あれ?…これって…母親だ…




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衝撃はまだ持続中…
 5月17日(日)

何にする?」とずいぶん迷った。
映画同好会の次回作品…。
そろそろ感動したいよね」と思っていたのにテレビで『これでもかっ!』と流される「天使と悪魔」のCM…。
迷った…けど…良かった、これにして!

グラン・トリノ

俺は迷っていた、人生の締めくくり方を…
彼は迷っていた、人生の始め方を…。

何となく、「孤独な老人が少年と出会って次第に心を開いていく物語」と想像していて、そしてそれは間違いではなかったけれど…
そんな単純な話ではなかった。

1つ1つの場面に笑い、うなずき、ため息をつき、…そして怒り、悲しみ…。
人種差別や老人問題など他人事では済まされないテーマもあって…。

葬儀の場面から始まって、葬儀の場面で終わるのだが、最初と最後のウォルトの心の中はたぶん180度違っていたはず。

…そう来るか…
がクライマックスの場面での私の感想。
アチコチですすり泣きや鼻をすする音が聞こえた…。隣のIさんも…。
私は…こらえた…。

いやあ、すごい、クリント・イーストウッド…。

いつも気になっていた、エンドロールで席を立つ人…1人もいなかった!
エンドロールの背景に映像が流れる…Good Idea!
何てことない、車(グラン・トリノ)が走っているだけのものだけれど…。

そして主題歌が流れる…前半はクリント・イーストウッドが、後半は息子のカイル・イーストウッドが歌っているのだが、正直、歌手であるカイルよりも断然クリントの方が…良かった…。

予約してあった「キッチン雅木」でいつも通りひれかつセットハンバーグセットを食べながら、Iさんと興奮をぶつけあった。

良かったねえ、見逃さなくて!
これが2時間半のオシャベリの最終結論。

でも…次回の例会作品は…天使と悪魔」!

映画 | comments(0)
里帰り 〜その2
 5月5日

前回の里帰りの際、椒房庵というお店のいか明太を買ってみた。
今までのお店の物の2倍の値段。
でも…おいしかった!
そしてその時にもらったパンフレットにあったレストランが気になっていた。
茅乃舎…茅葺き屋根の素敵な建物だ。
…そう言えば…妹が言っていたような…。

そこで母の快気祝いを口実に今回唯一の遠出をすることにした。
博多駅からJRで篠栗という駅まで行って後はTAXI。




 山の中にぽつんとある…
 それでも予約で一杯だとか…





   敷地内には2つの建物が…





 こちらは…麺舎…



白川郷などの屋根を葺いた職人さんが…
手がけたとのこと…
キレイな屋根…





 ここが…今日の食事の場所…









      テラス席もある…





 コンサートが催されることもあるらしい…




こうして親子で…
おいしいものを食べに来れる幸せ…




 入り口を入ると…
 野菜が…目に入る!…

素材にこだわったこのレストラン…「土を作ることから始めました」…だそうだ…。




  ここで案内を待つ…
  冬は囲炉裏に火が入る…





 落ち着いた雰囲気の店内…



お釜が並んでいる…
ウチも昔は…これだった…
「グツグツ言ったら少し蓋をずらして」…
今も…できるだろうか…



オードブル…

焼霜タタキオクラがけ・茗荷ムース・地鶏ピンチョス(…って…何だ?)・スナップエンドウマリネ…






大地の恵スープ…

トウモロコシだけれど…こんなの飲んだことない!
たぶん丸ごと…



 小鉢二種盛り…

 長野おばあちゃんの逸品、ラッキョウの佃煮と
 翡翠豆腐…




鱒遠山焼き…

鱒のソテーに抹茶とジャガ芋のピューレがかかっている…

メインは…





 地鶏のすき焼き…







 たっぷりの鶏肉…
 キレイな色…





蓮根やごぼう、ネギなどの野菜もとてもおいしかった…。



ご飯は土鍋で炊いた十穀米…おこげもある
今朝、籾すりと精米をしたそうだ…

そして納豆汁(おいしかった〜!)…





  デザートは…
  トマトバジルケーキ…

ゆったりとした時間を終え、売店で柚子胡椒や卵、バウムクーヘン、だしを買って帰宅。

食事のおいしさは…心の在り方で決まると思う。
おいしい〜!」と思い切り叫べた(?)のは母が無事(?!)退院できたからだ。

自分の幸せはすべて誰かのおかげだとつくづく感じる。
母に…妹に…父に…担当の先生に…医学の進歩に…感謝!

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