物心ついた時からずっと音楽が隣にあった人生。ちょっとだけゆっくり歩いてみて大切なもの、気になってることについて書き連ねてみたいと思います。徒然なるままに…。
ようやく観た!
ずっと気になっていた…。
…上映している映画館が少なかった…。

妹からメールがあった。「鳥肌!」と…。
…Iさんを誘ったが予定が合わなかった…。

昨日SO AM Iの練習の時にI先生が…
観た?!すっごく良かったよ〜!」と…。
よっしゃ!行くしかない!一人でも!
今日はレッスン休み。Mちゃんとの約束は6時半。
上映時間は…15時5分…ちょうどいい!

早めに夕食の支度を済ませ、名駅へ。
目指す映画は…
「エディット・ピアフ  愛の讃歌」
今朝のテレビ番組で越路吹雪の歌う「愛の讃歌」を聴いたのは単なる偶然ではないような…。

映画館はガラガラ…。名古屋では受け入れられないのか…。

ステージで倒れる場面から映画は始まる。そしていきなり5歳のピアフに遡る。
その後も目まぐるしく時代が前後して戸惑うところもあったが、全編を通してとにかくその歌声に圧倒される。何だ?これ?!
シャンソンにはそれほど興味はなく…というよりどちらかと言うと、あまり好きではなかった。表現が大げさ過ぎると思っていて…。

こんなに歌の上手い人だったとは…。ピアフの歌は聴いたことはあったので、こんなに感動できるということはやはり映像の影響が大きいと思う。
ピアフ役のマリオン・コティヤールは吹き替えなしで歌ったこともある人だそうで、口の開け方やブレスの取り方など、ピアフを研究しつくしたらしい。「物まねで終わりたくはなかった」と言っている。自分の中にピアフが存在しているような気持ちになったと…。

ストーリーはもちろんほとんど実話だろうが、あまりにも悲しすぎる。愛されることを切望して、ようやく叶えられたと思ったとたんに失ってしまう…。
最期の瞬間、彼女はきっと悔しかっただろう。もっと歌いたかったし、もっと愛されたかったと…。

歌に感動したと同時にその悲しい生涯に胸が潰れるような思いを抱いたまま、映画館を出た。

18日のライブではシャンソンメドレーをやる。私のソロも多い。どう歌うか、よくわからなかったのだが、ヒントが得られたような気がする。

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養老院より大学院 (講談社文庫)
うらやましい…それが最初の読後感。
54歳で受験をして大学院へ通う話だが、何しろ売れっ子の脚本家である彼女が仕事を休んで仙台に住んで…という徹底ぶり。

いろんなエピソードが出て来る。履修届けをWebで提出するのがわからなくて、男子学生(「喜び組」を結成するなんてうらやましい!)に頼む話とか、発表でコテンパンに叩かれる話とか…。
「大学院」というものを「大学」のもう一つ上ぐらいにしか考えていなかった私にとっては「へえ〜?!」の連続。
「教えてもらう」所ではなく「研究する」所らしい。

そう言えば、元生徒のH君(仕事を辞め、30歳で大学に入った…)も来春からS大の大学院へ行くことが決まったそうだが、何だかむずかしい研究所(よくわからないが人工衛星なんかを作っているらしい…)へ通っている今、すでに毎日「やらなくてはいけないこと」がたくさんあって大変だと言っていた。でもとても充実しているとのこと。
博士課程まで進む彼は卒業時、39歳!偉い!

私は大学で英語を専攻したが、本当は国文学をやりたかった。雰囲気が好きで選んだ母校には国文科はなかったのだが、教養課程で習ったK先生の「源氏物語」は面白かった。確かK先生はK源氏と言われるくらい、有名だったように記憶している。

仕事以外で「勉強」というものを「しなくても良くなった」今の年齢になって、無性に学問というものにドップリ浸かってみたくて仕方ない。
そう思っていたところにこの本…酷だ〜!

まるでHOW TO本のように受験から卒業までの課程が詳しく説明してあって、好奇心旺盛の50代をその気にさせてくれる。

しかし…彼女は「おすすめ!」と言うけれど、実際問題、無理だろうなあ…。まず金銭的に。そして時間的に。
「脚本家」は現場にいなくても収入は得られる。私が今仕事を休んで大学院へ行ったら…。…後が怖い…。
そして彼女の場合、独り身。いいなあ…。…ないものねだりか…。贅沢!と怒られそう。


でももしも何年か先に、彼女の言うようにいろんなことがクリアされたら、国文学を学ぶために、研究するために大学院へ行きたいものだ。…夢は叶えるものと言うが…。

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何もない日…
朝から雨…
里帰り中の娘は結婚式に出かけて行った。お昼の披露宴で三次会まで参加するという。元気〜!
娘夫婦はこの秋、結婚式が立て続けでしょっちゅう名古屋へ帰って来る。二人とも友達が多いのは素敵だけれど…「ご祝儀貧乏だ〜!」とわめいていた。公務員のお給料、なかなか厳しい額らしい…。

husbandは今月から土曜は出勤になった。一日中雨らしいので自転車を諦めて電車で通勤して行った。

で…レッスン休みの私は一人。あ、一匹いるけれど…寝てる…。

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さっきまで私のおなかの上にいた…
寒くなったらしい…




以前は休みになると何やかやと出かけていたものだが、最近は化粧も面倒で…。
部屋着のまま、家でグダグダするのも結構いいもんだ…と思えるようになった。…歳か…。

自分なりにTime Tableを考える。
husbandの帰宅は7時半…逆算すると…6時半から夕飯の支度にかかる…。
そうすると…ずいぶん時間がある!
本も読める!

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今読んでいるのは…
東野圭吾「殺人の門」…
彼の文庫、読み尽くした…
次早く!




ゲームもできる!

200710271610001.jpg



娘は「ゼルダ」を…
私はようやく「ウイッシュルーム」をクリアして…
「眼力トレーニング」にハマッている…




いやいや!こんな日こそライブの練習!咳が続いていて声が出せず、練習もおろそかになっていた…。というのは言い訳か?

200710271558001.jpg



和室に置いてあるラジカセでMDを流しながら歌ってみる…
声はまだ出にくい…




 ♪Is this the real life?
  Is this just fantasy?
     …


読めば読むほど不思議な歌詞だ…。

SO AM Iの練習も佳境に入って来た。4人の意気込みはスゴイ!私は…。
自分一人のライブでもそうだけれど、どうも間際にならないとエンジンがかからない。
そろそろ「間際」だとは思うのだけれど…。

歌詞を覚えて来る約束は1週延ばしてもらって29日。今日明日で何が何でも完璧に覚えなくては!…「間際」だ…。

それにしてもSquarismはどうだろう…。なかなか4人が揃わないので仕上がりも遅れ気味。ず〜っと咳が止まらないOさん、とうとう肋骨にヒビが入ったとか…。大丈夫だろうか…。

それぞれが自分の時間をやりくりしながら向かう今回のライブ…悔いのないものにしたい。
結局悔いが残るかどうかは、それまでの自分の努力によると思う。
今のままでは残るぞ、悔い!

頑張らなくては!

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32年!…ふ〜
1975年10月25日…結婚式を挙げた
…場所は軽井沢聖パウロ教会

両親、妹、親友のYちゃん、そしてY兄弟、K子、A美…
彼の方も、両親、弟達、上司、学生時代の下宿先のママ…
そして仲人を頼んだ課長夫妻…ホントにこじんまりとした式だった。

200710252318000.jpg


友人のイラストレーターが…
後日東京で開いたパーティーのためにイラストを描いてくれた…



今日は32年目の結婚記念日。去年、「来年は旅行でも」…とhusbandの嬉しい申し出があったので、レッスンは休みにしていたのだけれど、義父母の入院でそれどころではなくなってしまった。こんな時期に浮かれているのも…というわけだ。

27日に結婚式出席のため名古屋へ帰って来るはずだった娘に、予定を少し早めてもらって手伝ってもらうことにした。
11時半、待ち合わせて「ひ○や」でランチを。
やっぱりここは…私が支払う…。公務員の奥さん、「信じられないほど生活キツイ!」らしい。金銭的な援助は断固として断る。その代わりに、食料や日用品をたくさん持って帰る。なかなかしっかり者だ…と親バカ…。

明○屋ワインを。赤のハーフボトルにする。こんな時、少しでもワインの知識があればなあ…。値段で選ぶ悲しさ…。これくらいの値段ならいいだろう…。
ついでにチーズも買って丸○へ。
セロリ、レタス、むきえび、ステーキ肉…。
新しくできた成○石井で「いかくん」も買った…。

○越ジョ○オでケーキを。メッセージをつけてくれるというので「結婚記念日おめでとう」にしてもらってろうそくを大3本、小2本。…変か…。

今日のメニューは「サーロインステーキ」「オニオンスープ」(私担当)
えびマヨ」「いかくんとセロリの和え物」「グリーンサラダ」(娘担当)

7時半、husband帰宅。豪華な食卓だ。(またもや写真を忘れた…残念)
めったに出番のないワインオープナーにああだこうだと大騒ぎしながら…ついでに指も切りながら…乾杯へ。
husbandの一言は「ハイ、ハッピーバースデー!」…照れかジョークか…。
そして一口飲んで…「うん、しぶい!」え?…ミディアムだけど…。「なかなかしぶい!」あれ?…もしかしてそれってオイシイって意味?…やっぱり同じか、私と…。

結婚32年を結婚半年の娘と祝う…。なかなかいいもんだ。息子もいればいいのに…とふと思う。

このところ「夫婦」の様々な形を見たり聞いたりして、考えさせられることが多い。
家族の中での唯一の他人である夫や妻との向き合い方ってとても難しいと思う。
私達夫婦は一度も喧嘩をしたことがない。そう話すと驚かれるし、良くないのかと思ったこともあるけれど、結局この形が私達には合っていたのだろう。

A型同士、大体考えていることはわかるし、どんなことを言ったりしたりすれば相手が怒るかもわかる。相手を大切にしたいならば、おだやかに接していった方がいいように思う。
…とこんなふうに考えているのは実は私だけだったりして…。

娘に代わってお弁当を作るために早起きするのにも慣れた。
向かい合ってランチを食べるのにも慣れた。
そして最近たくさん話をするようになった。時間的な余裕もあるだろうし、義父母の入院のおかげ(?)もあるだろう。
娘がいなくなったらどんなスタンスで接していけばいいのか…と考えたこともあったけれど、夫婦のあり方って時の流れとともに変化していくものなんだなあ…。

両親は結婚58年になる。追いつけ追い越せだ。無理か…。

そしてこの日、もっと幸せな思いでいるのは…

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娘の腕の中の…
コタロウ…




本日のハイライト | comments(0)
宣伝でございます〜
なかなか「積極的な」ライブへのお誘いができない私の…
ささやかな宣伝活動です…

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かっこいいチラシはITマン、O君が作ってくれました…
Power Pointだそうです…
さすが〜!!!




SO AM Iのロゴも彼が考えてくれました…

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デザイン料払わなくてはいけないかも…



で、前置きが終わったところで、本格的にお知らせです。

SO AM ISquarismの2回目のJoint LiveSYNCHRONICITYを行います。

1回目の去年は、前日にハプニングがあってSO AM I(当時はまだP.T.S.)は4人で歌うことになってしまいました。
当日の朝、スタジオに集まって、パートの分担を決めて練習して…。
本番は…結構ボロボロでしたが、それでもあの半日の集中力は凄かったと思います。「火事場の馬鹿力」ってとこでしょうか…違うか…

出られなかったA先生と「必ず雪辱戦をやろうね!」と約束して1年。
ようやくここまでこぎ着けました。

ぜひ5声のハーモニーを聴いていただきたいと思います。
今年は「World Music」をコンセプトにシャンソン、ラテン、レゲエ、アメリカンポップスと多彩です。Queenの曲にも挑戦します。そして去年不満足な出来だったStevie Medleyも完全な形でお聴かせします。

Squarismは私の生徒4人のJazz Chorus Group。振り付けもついた楽しいステージをお見せします。Jazzだけではなく、おなじみの日本語の曲も披露してくれます。

詳細は…

 日時    11月18日(日)
         開場 15時30分  開演 16時

 場所     広小路ヤマハホール


です…

ticket(2700円)はメンバーからお買い求めください。
よろしくお願いします。

以上、赤面ものの宣伝でした…

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