物心ついた時からずっと音楽が隣にあった人生。ちょっとだけゆっくり歩いてみて大切なもの、気になってることについて書き連ねてみたいと思います。徒然なるままに…。
物心ついた時からずっと音楽が隣にあった人生。ちょっとだけゆっくり歩いてみて大切なもの、気になってることについて書き連ねてみたいと思います。徒然なるままに…。
完敗に乾杯!
2006.11.30.Thu 11:31
ハチ公の最後の恋人 吉本 ばなな 例によって、本屋で「何かないか?」と探してた私。好きな作家のコーナーをアラサガシ。 「江國香織」‥ない‥。「村山由佳」‥ない‥。「藤堂志津子」‥ない‥。「篠田節子」‥ない‥。 そして「吉本ばなな」‥ん?‥これは読んで‥ない‥。エッセイはあまり好きではないけれど、これは違うようだ‥。 と手に取った「ハチ公〜」恥ずかしながら、「犬」の話だと思ってた‥。何と単純な! 読み始めて、どんどんばななワールドにハマッていった。とにかく言葉がすごい!どこから出て来る?‥と思えるくらいキラキラした言葉、世界観。 「参りました!」という感じ。 ストーリーは、マオという女の子とハチという男の子との、別れを予感しながらの恋愛話だけれど、いろんな出来事の中でマオが感じる、発見する哲学が‥もちろん、ばななさん自身の哲学だけれど‥心を揺さぶる。「そうだ!」と嬉しくなったり「え?!」と気づかされたり‥。 「嫌いな人がいれば、好きになるところまで離れればいい」という考え方。 「瞑想って眠ることではなくて、すごくはっきりと目を覚ましていることなんだね」という発見。 「くだらない絵とか音楽に接すると怒り狂って本人の前でもむちゃくちゃにけなす」登場人物の魅力。 そして「この世界を作られたもののように感じていて、自分の存在をしっかり掴めていなかった」マオの不安‥。 どれもが、私の中にスーッと入って来て、血液のように流れ始める‥。 「運命」や「必然」ということに正面から向き合う事柄があまりにも多すぎて、驚かされている毎日、この本に出会ったのもやはり『Synchronicity』なのだろうか‥。 この本を買った時に、しおりをもらうのを忘れたので、途中で止める時に、何ページ目かを、記憶することにした。最初の日のページ‥88ページ! 本 | comments(0)
レッスン日誌 11月27日
2006.11.28.Tue 12:54
その1 PTS(旧名)改め「SO AM I」の練習
メンバー交替のあと「Part−time Singers」というグループ名を変えようという意見があり、「PTS」を使って「Penta Trend Spectra」という名前を考えた。 そして先日の食事の時に5人の頭文字を組み合わせて何かできないか‥という話になり、できあがったのが「SO AM I」うん!なかなかいい!実際には、そうそう同調はしないけれど‥。 11月5日の激動ライブが終わって、12月24日の下呂でのイベントに向けて練習をすることになった。O先生の元へ舞い込んだ24日のもう一つのイベントを私が生徒と引き受けることになり、今回の下呂は4人で。 私には音楽監督(?!)という形で練習に参加してほしいということになった。 クリスマスソング4曲が新しく加わるので大変そう!‥私は‥楽しい〜!‥と言っても、監督らしきことは何もできないのだけれど。 ア・カペラの「Silent Night」から。混声用の譜面なのでI先生のパートはすっごく低い。よく出るなあ! 「何か言ってください」と言われるけれど、「もっとやわらかく」ぐらいしかアドバイスはできない。やっぱり「先生」への「指導」はむずかしい! 「Jingle Bells」は、テンポが早いので言葉を入れるのが大変! 「We Wish You A Merry Christmas」は歌詞を覚えるのが大変! 一人一パートだととても目立つので一瞬も気が抜けないし、トリックブレスなんて無理だし‥。私が歌うんだったら、プレッシャーで落ちこんだかも‥。譜面を用意したのは私なのに‥。すみません!皆さん! あっという間に時間が経ってしまう。I先生は発表会を控えてて、メチャクチャ忙しいらしい。体調を崩されなければいいけど‥。 その2 グループレッスン 新しくMさん(またもやMさん!)を加えた7時半のクラス。MIさんもようやく来れた。「いろいろあったんですよ〜」と。聞いてあげなきゃなあ。今はまったく時間が取れないのがもどかしい。 4人で発声。新しいMさんも頑張っている。途中入会の場合、どこに基準を置くか迷う。新しくできた6時半のクラスに入ってもらえると良かったんだけれど、時間的に無理なようで。 「機関車の呼吸」も「瞬間腹式」もまだまだ不十分なのでしっかり指導したいのだが、グループだとむずかしい。今は真似ながらやってもらうしかない。 Step Oneへ向けての選曲に入る。 MIさんは倖田來未と絢香。やっぱり倖田でしょう〜!華麗な踊りが見たいよなあ。みんなも期待していると思うし。 MOさんは久保田とSalyuを。悪くないけれど曲は単調なので変えた方が‥。 MちゃんはCocco。2曲歌ってもらう。キーに問題あり。次回カラオケで歌ってみて決めることに。大塚愛も捨てがたいけれど‥。 選曲する時にやっぱり前回や前々回の曲も考慮した方がいいのか、純粋に出来上がりで選んだ方がいいのか、迷う。 新しいMさんは今日も「川の流れのように」を。きれいな声。いずれはシャンソンが歌いたいとのこと。 次回は「さくら」を歌ってみるそうだ。「若い人ばかりだから」と。気にすることはないと思うのだが‥。 グループだと「違い」が表れるのは当然だし、それが励みにもなると思うけれど、ネガティブな方へ向かわないように、指導して行きたい。 一人一人に満足してもらえるレッスン。むずかしいけれどそれが大切だとつくづく思う。 レッスン後、Oさんと○ニーズで食事。そして深夜、名古屋大学の駅を出たら‥。 霧?‥ 不思議な光景‥ 胸がキュンとなる‥ 寒いっす!
2006.11.24.Fri 15:10
寒がりで甘えん坊のコタロウにとって、今の季節はつらい‥。
ふだんは「自分の部屋」(実際は娘の部屋‥でも「コタロウは?」と尋ねると、みんなが「自分の部屋にいるよ」と言う‥)にいる彼も、みんながリビングにいると来たがる。 廊下からリビングをのぞく‥ドアはさすがに開けられない‥ ソファに座っているとチョイチョイとひざを突付く。脚を伸ばせと‥。 何しろデカイのでひざには収まりきれない。 で、これが定番‥下にあるのは娘の脚‥ 飼い主バカの我が家には、コタロウ専用の暖房器具がある。娘が買って来た‥。 ミニミニマットという‥なかなかあったかい‥ 最近はこの上にいることが多いコタロウだが、あったかくてついつい‥ こんなだらしない体勢になっていても‥ 掃除が始まると‥ すばやく、机の上に避難‥ そして、敵(掃除機!)が近づくと‥ 威嚇!!! 北の大地珍道中 その4
2006.11.24.Fri 14:38
11月15日(水)
今日は昔からの生徒、MちゃんとTちゃんの誕生日。旭山動物園の写真と一緒にまずMちゃんに「誕生日おめでとう〜!」とメールを打った。それが9時18分。 あとでTちゃんにも打とうと思っていた‥。 チェックアウトのあと、五湖へ向かった。雪がかなり残っている。自然センターへ行って、五湖まで行けるか聞いた。熊の出没で規制されることがあるので‥。 「入れますよ。でも雪でかなりドロドロですから気をつけてください」と言われる。 五湖の駐車場に車を停めて、歩き出す。森の中へ入ると木の歩道がかなり凍っている。 え〜っ?!これ‥危ないよねえ。どうする?などと話しながら、少しずつ歩いてみる。 高山産まれのH氏に教わった通り、つま先に重心をかけながら‥。私はスニーカーだけれど、ヒールのブーツを履いたOさんは歩きにくそう。 とりあえず一湖まで行って引き返そうと提案。せっかくここまで来たのに、湖見ないなんて‥。 着いた〜! ニ湖まで行くと短いコースの散策路になる。このあとは木の歩道もそんなに凍っていないようだし、行こうか?‥と言い出した私。ミスチルの「Sign」を歌いながら歩く。熊よけのために‥。「♪届いてくれるといいな‥〜そんなこと考えている‥」1コーラスが終わった‥。 そして惨劇が起こった‥。 以下は最初の「結果は‥○!」に続く‥。 負け惜しみかもしれないが、この事件が最終日で良かった〜! 今日11月24日。まだ痛みはなくならないが、もしかして骨折が新しいものだと‥という不安はなくなった。たまたまテレビで見て心配になった「髄液がだんだん洩れる病気」というのは、まだわからないが、それも、起こったら仕方ない!‥と運を天に任せる感じ。 シャンプーや洗顔、トイレ(!)がだんだんラクになって来た。 朝起きた時の第一声、「イテテテテ‥」も「テ」の回数が減った。 体勢を変えるために夜起きる回数もどうやら減って来た。 新たな問題は湿布薬でかぶれてしまったこと。今は貼っていないが気のせいか、昨日より痛い気がする‥。 今回のことでOさんの暖かさを今さらながら感じたし、3軒の病院での対応を比べて、母の時と同じように今の医療のあり方に疑問を感じたし‥。 そして怪我を知った人達からの言葉の重みやありがたさを痛感したし‥。 いろんなことを教えてくれた事件(?)だった。 収穫が一つ。○みれさんから言われてずっと探していた私のラッキーストーン、エメラルドのリングをとうとう手に入れた。 しょっちゅう見に行っていた小さな店のおじさんが信じられないくらい、値引きをしてくれて‥。 この怪我がなかったら買う決断はできなかったかもしれない。 自分が無事だったことへのご褒美として‥。 小さいけれど、きれいな色の石で気にいっている‥ リングなんてつけるの何年ぶりだろう‥ みんなに「ありがとう」が言いたい‥。飛行機のことで相談に乗ってくれたTさん。いろんな場面で、その直感によるアドバイスをもらった妹。しょっちゅう、メールをくれたIさん。口ではキッツイことを言いながら、心配してくれた家族。 そしてあんなに迷惑かけて、重い荷物全部持たせて、それでもイヤな顔一つせず、ずっと駆けずり回ってくれたOさん‥。人の自分への思いがわかるってこんな時なんだなあ‥。 いつも自分に自信のない私は、こんな言葉や行動を待っていたのかもしれない‥。 自分も他人に対して本当の愛情で接したい‥。いつでも‥。 旅 | comments(2)
北の大地珍道中 その3
2006.11.23.Thu 10:10
11月14日(火)
知床での朝を迎えた。雨‥。残念‥。前日に相談した今日の予定は‥釧路、和商市場がメイン。Oさんの強い(!)主張。 それだけではもったいないので、釧路湿原にも寄ることに‥っていうか、普通はそっちがメイン‥。ナビで検索すると「約5時間20分ぐらいかかります」とさわやかな声。 いざ、しゅっぱ〜つ!「運転しようか?」と申し出るが、「いえ、全然大丈夫です!」とOさん。「眠くなるのが心配なだけで、運転は好きですから!」と元気な応答。う〜ん、やっぱり、56歳の運転は怖いか‥。 まずは、知床半島の付け根まで出る。今まではこの道でずいぶん鹿やきつねに遭遇したのに、まったく現れない。アチコチで道路工事をしているので、そのせいか‥。動物もかわいそうだよなあ‥。 道路沿いにある「オシンコシンの滝」で写真を撮る。 傘をさしながらの撮影は結構大変‥ Oさんが助手をやってくれる‥ 中年の夫婦にシャッターを押すのを頼まれたOさん、「せんせ〜い!」と私を呼ぶ。 二人がコソコソと何やら‥。あれ?もしかして写真家だと思われた?!一眼で撮ってるし‥。仕方ない‥合わせるか‥。 「もう少し左へ寄りましょうか〜。この木入れましょう〜!」二人はニコニコと‥。出来上がった写真をみんなに見せて言うのかなあ‥「プロに撮ってもらったんだよ!」出来は違うのになあ‥。 丹頂鶴を見られる「たんちょうの里」へ行こうと車を走らせていたら、何やら、畑に白いものが‥、うん?ん?!え〜っ?!あれは‥丹頂鶴!あんなにたくさん!嘘〜っ! あわてて車をUターン。何しろ車は少ないけれど100キロ近いスピードでみんな飛ばしているので、危ない危ない。 夢中で写真を撮る。近づくと逃げてしまうのでなかなかアップが撮れない‥。ああ、超望遠レンズがほしい! 帰りかけたら、Oさんが「せんせ〜い!道路に〜!」おお、道路を歩いている丹頂鶴!またあわてて車をUターン。そっと近づく。そっとそっと‥。ああ〜。逃げた〜。でもちょっとだけ飛んでるところを撮れた‥はず‥。(そのうちスキャンします。しばしお待ちを‥) 今まで何度も丹頂鶴は撮ったけれど、こんなに近くは初めてかも‥。自然の状態で‥。満足〜! 長い寄り道のあと、釧路湿原展望台へ。 釧路湿原は日本最大の湿原で国立公園になっている。3Fから全体を見渡す。広い!でも何が何やら‥。望遠鏡でのぞいて見たが、何が何やら‥。「釧路湿原ノロッコ号」という列車に乗るとその雄大さや素晴らしさがわかるらしいが、今はお休み。やっぱり夏か‥。 2Fの展示室でビデオを見る。‥おお、なかなかすごい!見入ってしまう‥。「冬」というのを見たが、時間があれば全部見たかった‥。「NHK監修」だった。さすが〜! トイレにあった手を乾かす器械‥何のために分かれてる? そして目指す目的地へ到着。和商市場〜!Oさんはキョロキョロ。2度目の私は物知り顔でスタスタと。 前回は一軒目で全部ネタを買ってしまったので、今回は見比べることに。 まずは「ごはん」を買って‥。呼び止められてのぞく。うわ〜!大きい!おいしそう〜!「ベンキョウするよ」というお兄さんの笑顔から視線を外して次の店へ‥。う〜ん、ここは大トロがない‥。次‥。おっ!この店はネタがでかい!よし!決まり!大トロもおいしそうだし‥。でもイクラの味はお兄さんのところの方が‥。まあ、いいか‥。 目移りがする‥。大トロ、イクラ、炙りサーモン、カンパチ、ボタンえび、カニ‥。もういい!そして‥1850円!安〜っ! 蟹汁とお惣菜をちょっと買って遅めの昼食。おいしい〜! 再度登場‥勝手丼‥面白い商法だよなあ‥ 他では見たことない‥特許?! 満腹になったところで、帰路。何しろ日の入りが3時54分だからすでに真っ暗。 とても「摩周湖」とか「阿寒湖」とか寄るのは無理!早くホテルに入ることに。 夕食‥バイキング‥蟹もある‥おいしいんだろうけど‥。やっぱり北海道のホテル、夕食別だといいのになあ‥。 食後、車で五湖の方まで行ってみる。他には車もいないのでゆっくりゆっくり走りながら、「鹿く〜ん」「きつねく〜ん」とラブコールを。いない‥。今回無理か‥。帰ろう‥。そして帰り道‥。やった!きつね〜!「意外と小さいんだ〜!」がOさんの感想‥どんなきつねを想像してたんだろう‥。 よしよし、良かった‥。と思ってたら‥鹿だ〜!立派な角!にらまれた。 そして今度は親子連れ。道路を悠々と渡って行く。「危ないよ〜!」と声をかけるOさん。「ハイハイ」と面倒臭そうな親子‥。 満足!行った甲斐があって私もホッ。 お風呂に入ったあとそのままカラオケへ。カラオケルームの方は貸切で3150円。スナック(というよりクラブ!)の方はドリンクつきで一人1000円。あと1時間で終了だし、誰も来ないだろうからとスナックのステージで歌いまくる。 楽しい〜!100人は入るとこで、二人っきり。ミラーボールは廻ってるし‥。何とぜいたくな‥。音量とか、リバーブとかの微調整が自分ではできないのがちょっと残念だったけど。 「お二人とも何かやってらっしゃるんですか?」とママ(?)さん。「歌を習ってます」「先生です」と申告。「違うなあと思って」と。‥違うんだ‥。 ああ、いい夜だ〜!トランプで恋占いをする。Oさん、自重だよ!結局就寝は4時‥。 さあ、明日は最終日。知床を満喫だ〜!(このあとに起こる惨劇をまだ予想だにしていない二人であった‥) 旅 | comments(0)
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